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解説動画をAIで作る手順|HeyGen+ElevenLabsで3分1本2.50USD【2026年9月】
日本語ナレーション付きの解説動画を 1 本作る手順と費用を、HeyGen と ElevenLabs の公式料金・ヘルプ・利用規約の記載だけで積み上げました。3 分 1 本の生成分は Avatar IV 写真 Look で 2.32 USD、ナレーションを足して 2.50 USD。両社とも無料プランは規約で商用に使えません。
日本語ナレーション付きの解説動画を仕事で公開するなら、HeyGen Creator(29 USD/月)と ElevenLabs Starter(6 USD/月)の組み合わせが下限です。3 分 1 本で使うぶんだけを月額から割り出すと、HeyGen 側が 2.32 USD、ナレーションが 0.18 USD で 2.50 USD。両社とも無料プランは利用規約で商用利用が禁じられているので、公開する動画を無料枠で作ることはできません。
3 分 1 本にいくらかかるか
HeyGen は機能ごとに「1 分あたり何クレジット」が公式ヘルプで決まっていて、標準の Avatar IV は写真 Look が 1 分 16 クレジットです。ElevenLabs は Multilingual v2 で 1 文字 = 1 クレジット。どちらも月額をその月のクレジット数で割れば、1 本あたりの取り分が出ます。
| 工程 | 公式の数字 | 3 分 1 本の消費 | 1 本あたり |
|---|---|---|---|
| ナレーション(ElevenLabs Starter) | 6 USD/月・30,000 クレジット。1 文字 = 1 クレジット | 台本 900 字 = 900 クレジット | 0.18 USD |
| アバター動画(HeyGen Creator・Avatar IV 写真 Look) | 29 USD/月・600 クレジット。1 分 16 クレジット | 3 分 = 48 クレジット | 2.32 USD |
| 合計 | — | — | 2.50 USD |
台本 900 字は「日本語のナレーション 1 分 ≒ 300 字」という編集部の目安から置いた数です。1 本あたりの金額は月額 ÷ 月のクレジットという編集部の割り算で、その月に 1 本しか作らなければ払う額は月額の 35 USD になります。ElevenLabs の料金ページには「Prices exclude all taxes, levies and duties.」(税・賦課金は別)と書かれています。年払いにすると HeyGen Creator は 24 USD/月、ElevenLabs Starter は 5 USD/月です。
台本の長さが決まっているなら、月に読ませる文字数を入れて ElevenLabs 側のプランを確かめられます。
作る手順は 6 つ
| # | やること | 公式の記載で決まっていること |
|---|---|---|
| 1 | 台本を書く | ElevenLabs は 1 文字がそのまま 1 クレジット。HeyGen Studio の台本は「1 シーンあたり 2,000 字以内」が公式の推奨 |
| 2 | ElevenLabs で音声にする | Multilingual v2 は 29 言語に日本語が入り 1 回 10,000 字まで。Eleven v3 は 70 言語以上に Japanese (jpn) が入り 1 回 5,000 字まで |
| 3 | 音声を書き出す | Starter の音質は「128 kbps, 44.1kHz」。192 kbps は Creator 以上、WAV / PCM 44.1kHz は Pro 以上 |
| 4 | HeyGen にアバターと音声を入れる | Photo to Video は写真を上げたあと「台本を書くか、音声ファイルを上げる」。Studio では Custom Audio の Upload Audio で「収録済みの音声ファイルをシーンに直接取り込む」 |
| 5 | 生成する | Avatar IV は写真 Look 1 分 16・動画 Look 1 分 31 クレジット、Avatar V は 48。課金は「アバターを生成した実際の秒数」ぶん。表情の動きを指定する Custom Expressive Motion は 1 分 40 クレジットの上乗せ |
| 6 | 書き出す | Creator は「1080p video export」と透かし除去つき。Free は公式の比較表で書き出しの欄が「×」で、ヘルプは「720p video sharing link」とだけ書いている |
仕上がりのプレビューは、生成するまで見られません。公式 FAQ は「アバターの生成には時間がかかるため、編集の画面では動画の完全なプレビューは使えない。ただし音声と台本は送信前に試聴できる」としています。声とテンポは 2 の段階で決め切っておくと、クレジットを使う生成のやり直しが減ります。
なお編集部は、この構成で実際に動画を書き出すところまでは確かめていません。ここに出した数字と条件は、すべて両社の公式料金ページ・ヘルプ・利用規約の記載です。
ElevenLabs はプランで音質が変わる
動画に載せる音声なので、ここはプラン選びに直結します。公式の比較表の値です。
| プラン | 月額 | 音質 | WAV / PCM 44.1kHz |
|---|---|---|---|
| Free | 0 USD | 128 kbps, 44.1kHz | × |
| Starter | 6 USD | 128 kbps, 44.1kHz | × |
| Creator | 22 USD | 128 & 192 kbps, 44.1kHz | × |
| Pro | 99 USD | 128 & 192 kbps, 44.1kHz | ○ |
同じ表に載っている「含まれる分数の目安」は Free が約 10 分、Starter が約 30 分、Creator が約 121 分、Pro が約 600 分で、超過分の単価は Starter で 1 分あたり約 0.20 USD です。同じ表の「Languages」はどのプランも 74 です(モデルごとの対応言語数は手順 2 の欄のとおりで、数え方が違います)。
無料プランでは公開できない
両社とも、無料で作った生成物を仕事に使うことを規約で止めています。ここが「まず無料で 1 本作って公開する」を選べない理由です。
- HeyGen(利用規約・2026 年 7 月 23 日更新) 第 4 条は、Free プランの生成物について「personal, non-commercial, and internal evaluation purposes」に限る取り消し可能なライセンスだとし、「may not be sold, sublicensed, redistributed, monetized, or used in connection with commercial activities, advertising, client work」と書いています。第 3 条は Creator・Pro・Business について「you own all rights in your User Input or User Output」で、商用目的を含む利用を制限しないとしています。
- ElevenLabs(利用規約・2026 年 3 月 31 日更新) は、無料利用者を Free User と定義して「you may only use the Services for non-commercial purposes」、有料契約者は「you may use the Services for commercial purposes」と書き分けています。料金ページでも Commercial License は Starter から付きます。
- HeyGen の規約はさらに、生成物を配布するときは「適用される法令が求める範囲で、その生成物が AI 技術で作られたことを能動的に開示しなければならない」としています。社外に出す動画では、この一文の扱いを先に決めておくことになります。
| 項目 | HeyGen | ElevenLabs |
|---|---|---|
| 単位の数え方 | クレジット制(Free はクレジットではなく本数の枠)。機能ごとに 1 分あたりの消費が違い。月払いは未使用分を 1 か月だけ繰越、年払いは更新日まで積み上がる | Multilingual v2 は 1 文字 = 1 クレジット。Flash/Turbo 系は API 利用で 1 文字 0.5〜1 クレジット。有料プランの未使用クレジットは 2 か月分まで繰越(残高は月枠の 3 倍が上限)。Free は繰越なし。年払いは 2 か月分が無料(10 か月分の支払い)。Creative画面の枠。APIの含有枠とは異なる。繰越は有料継続が条件で、解約・ダウングレード時は期末に未使用の月次枠が失効 |
| 日本語 | 日本語あり(音声・動画翻訳) | 日本語対応 |
| API | あり(API キーで使う API・CLI は API 側の課金で、Web プランのクレジットとは別。Pay-As-You-Go は 5 USD から。操作ごとの料金は API ダッシュボード内の表示で、編集部は未確認) | あり(Pro 以上で 44.1kHz PCM 出力) |
各社の公式ページで確認(最終更新 2026年10月5日):
- HeyGen Pricing(公式)(確認日 2026-10-01)
- HeyGen Help: How to Use Credits on HeyGen(確認日 2026-10-01)
- HeyGen API Pricing(公式)(確認日 2026-09-06)
- HeyGen Help: Voice — Languages We Support(確認日 2026-10-01)
- HeyGen Help: Video Translation — Languages We Support(確認日 2026-10-01)
- HeyGen FAQs(公式)(確認日 2026-10-01)
- HeyGen for Developers: Skills Overview(確認日 2026-10-01)
- HeyGen for Developers: MCP Overview(確認日 2026-10-01)
- ElevenLabs Pricing(確認日 2026-10-05)
- ElevenLabs Docs: Text to Speech(対応言語)(確認日 2026-09-30)
- ElevenLabs Terms of Use(確認日 2026-10-05)
- ElevenLabs API Pricing(公式)(確認日 2026-10-05)
- ElevenLabs Pay-as-you-go(確認日 2026-10-05)
- ElevenLabs Billing(確認日 2026-09-30)
- ElevenLabs 生成物の公開と商用利用(確認日 2026-10-05)
- ElevenLabs Professional Voice Clone(確認日 2026-09-30)
- ElevenLabs My Voices(確認日 2026-09-30)
- ElevenLabs Docs: Models(対応言語)(確認日 2026-10-05)
- ElevenLabs Help: 1 回に生成できる文字数(確認日 2026-10-05)
- ElevenLabs Help: API の料金(無料プランでの利用)(確認日 2026-10-05)
- ElevenLabs Help: 同時リクエスト数(確認日 2026-10-05)
- ElevenLabs Help: Dubbing の対象プラン(確認日 2026-10-05)
- ElevenLabs Help: Studio の対象プラン(確認日 2026-10-05)
- ElevenLabs Help: アカウントの数(確認日 2026-10-05)
- ElevenLabs Help: 無料枠の停止(Unusual activity detected)(確認日 2026-10-05)
月に何本まで作れるか
同じ 3 分 1 本を繰り返したとき、先に尽きるのはどちらかという表です。HeyGen は 600 ÷ 1 本の消費、ElevenLabs は 30,000 ÷ 900 字で計算しています。
| アバターの種類 | HeyGen Creator(600) | ElevenLabs Starter(30,000) | 先に尽きる側 |
|---|---|---|---|
| Avatar IV 写真 Look(1 本 48) | 12 本 | 33 本 | HeyGen |
| Avatar IV 動画 Look(1 本 93) | 6 本 | 33 本 | HeyGen |
| Avatar III 動画 Look(1 本 12) | 50 本 | 33 本 | ElevenLabs |
本数を増やしたいときに効くのは、ほぼ HeyGen 側です。Creator は 1 回きりの追加購入ができず Pro(1,000 クレジット・49 USD/月〜)へ上げる形で、100 クレジット 5 USD の買い足しができるのは Business からです。クレジットの繰越と追加購入の条件はHeyGen のクレジット計算に、文字数からの ElevenLabs のプラン選びはElevenLabs のプランの決め方にまとめています。
向かない人
- ナレーションを HeyGen の内蔵音声で済ませられる人。HeyGen のヘルプの音声対応言語に Japanese (Japan) があり、日本語の読み上げはクレジットの中でできます。この場合 ElevenLabs の 6 USD は不要で、1 本 2.32 USD です。
- 1 分以内・社内確認だけの人。HeyGen Free の月 3 本枠(地域により 1〜3 本)で足ります。ただし公式の比較表では書き出しの欄が「×」で、ヘルプにあるのは 720p の共有リンクだけです。
- アバターではなく実写の素材やスライドを動画にしたい人。用途が違うので、アバター動画ツールの比較で数え方の違う製品と並べて選んでください。
声を選び分けたい、同じ声をポッドキャストや読み上げにも使い回したい、という人は ElevenLabs 側から始めると判断が早く済みます。Starter の 30,000 クレジットは台本 30,000 字ぶんです。
出典
- HeyGen Pricing(公式)(確認日 2026-09-21)
- HeyGen Help: How to Use Credits on HeyGen(確認日 2026-09-21)
- HeyGen Help: Create your first video in our Studio!(確認日 2026-09-21)
- HeyGen Help: HeyGen Avatar IV Complete Guide!(確認日 2026-09-21)
- HeyGen Help: Voice — Languages We Support(確認日 2026-09-21)
- HeyGen Terms of Service(確認日 2026-09-21)
- ElevenLabs Pricing(公式)(確認日 2026-09-21)
- ElevenLabs Docs: Models(対応言語)(確認日 2026-09-21)
- ElevenLabs Terms of Use(確認日 2026-09-21)
よくある質問
日本語ナレーション付きの解説動画 1 本はいくらですか
3 分・Avatar IV の写真 Look なら、生成に使うぶんは HeyGen が 2.32 USD、ElevenLabs のナレーションが 0.18 USD で、合わせて 2.50 USD です(月額を月のクレジットで割った編集部の計算)。その月に 1 本しか作らないなら、実際に払うのは HeyGen Creator 29 USD と ElevenLabs Starter 6 USD の月額 35 USD です。
無料プランで作った動画を会社の YouTube に載せられますか
できません。HeyGen の利用規約は Free プランの生成物を「personal, non-commercial, and internal evaluation purposes」に限り、広告や受託仕事への利用を禁じています。ElevenLabs の利用規約も無料ユーザーは非商用のみです。
ElevenLabs を使わず HeyGen だけで日本語のナレーションは作れますか
作れます。HeyGen のヘルプにある音声の対応言語に Japanese (Japan) があり、内蔵音声ならクレジットの中で日本語を読み上げられます。声を選び分けたい、同じ声を別の用途でも使いたいときに ElevenLabs を足します。
HeyGen Creator の 600 クレジットで 3 分の動画は何本作れますか
Avatar IV の写真 Look(1 分 16 クレジット)なら 1 本 48 クレジットなので 12 本です。動画 Look(1 分 31)なら 6 本、Avatar V(1 分 48)なら 4 本になります。
この記事の更新
- 2026年9月21日初版。HeyGen・ElevenLabs の公式料金ページ、ヘルプ、利用規約を確認して費用と手順を作成
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