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プラン選び

n8nプランの選び方|1日の起動80回・322回が境目【2026年10月】

n8n cloud のプランは、全ワークフローを合わせた 1 日の起動回数で決まります。80 回までなら Starter、322 回までなら Pro、それを超えたら Pro の 50K の段(月 50,000 実行)か Enterprise、またはセルフホスト。起動間隔ごとに何本載るかの表、同時実行・共有プロジェクト・ログ保持の境目、枠を超えたときの公式の扱いをまとめました。

更新公式ページの確認日 2026年10月3日AIツール料金表 編集部

茶色のマグの横の MacBook Pro
写真: Artem Sapegin(Unsplash)

n8n のプランの選び方は、全ワークフローを合わせた 1 日の起動回数で決まります。31 日の月でも 1 日 80 回までなら Starter(月 2,500 実行・年払いで月 20 EUR)、322 回までなら Pro(月 10,000 実行・年払いで月 50 EUR)です。 実行はステップ数で増えず、ワークフローの本数にも上限が無いので、プランを分けるのは「本数 × 1 日の回数」だけです。15 分ごとに動くワークフローが 1 本でもあれば Starter の枠を超えます。

n8n のプランはどの数字で分かれるか

プランを分けるのは、1 日の起動合計・同時実行・共有プロジェクト・ログを見返せる日数の 4 つです。料金の全表と無料枠・商用利用の条件は n8n の料金記事 にまとめています。ここでは選ぶのに要る列だけを置きます。

境目になる数字 Starter Pro それを超えるとき
年払いの月額(税の記載なし) 20 EUR 50 EUR Pro の 50K の段は年 1,450 EUR(12 で割って月約 121 EUR)、Enterprise は個別見積もり
月の実行数(公式の枠) 2,500 10,000 Pro の 50K の段は 50,000、Enterprise はカスタム
1 日の起動合計(全ワークフロー・31 日で割った値) 80 回まで 322 回まで 323〜1,612 回は Pro の 50K の段、1,613 回以上は Enterprise
同時に動かせる本番の実行 5 20 Pro の 50K の段は 50、Enterprise は 200 以上
共有プロジェクト 1 3 Enterprise は無制限
実行ログを見返せる期間 7 日 30 日 Enterprise は無期限

1,000 実行あたりに直すと、Starter は 8 EUR、Pro は 5 EUR です(年払いの月額を枠で割った値)。1 日 80 回を少し超えるだけなら、Pro に上げると単価は下がりますが、月額は 2.5 倍になります。

月 10,000 実行を超える量を cloud で動かすなら、Pro の 50K の段(月 50,000 実行・同時実行 50)があります。料金ページの Pro の欄は実行数を選ぶ形で、初期表示は 10K です。50K を選ぶと額が表示され、ページのデータでは月払いで月 145 EUR、年払いで年 1,450 EUR(12 で割って月約 121 EUR)です。月 50,000 実行を超えると cloud では Enterprise です。Business(月 40,000 実行・年払いで月 667 EUR)は公式 FAQ で cloud では「Not yet」とされ、セルフホスト専用です。セルフホストにしたときの費用は n8n cloud とセルフホストの費用比較 で比べています。

起動の間隔ごとに、1 本で月何実行になるか

n8n の実行は「a single run of your entire workflow」(ワークフロー全体の 1 回の実行)で、ステップ数や処理するデータ量では増えません。公式の見積もり例は、毎日 1 回のスケジュールで月 30〜31 実行、5 分ごとで月約 8,600〜8,900 実行です。この数え方で、起動間隔ごとに 1 本あたりの実行数と、各プランに何本まで載るかを出しました。

1 本の起動間隔 1 本の月の実行数(30〜31 日) Starter に載る本数 Pro(10K)に載る本数
1 日 1 回 30〜31 80 本 322 本
1 時間ごと(1 日 24 回) 720〜744 3 本 13 本
30 分ごと(1 日 48 回) 1,440〜1,488 1 本 6 本
15 分ごと(1 日 96 回) 2,880〜2,976 0 本(1 本で超える) 3 本
5 分ごと(1 日 288 回) 8,640〜8,928 0 本 1 本
1 分ごと(1 日 1,440 回) 43,200〜44,640 0 本 0 本(1 本で超える)

載る本数は、31 日の月の実行数で枠を割り、端数を切り捨てた値です。Pro の 50K の段なら、1 分ごとの 1 本(月 44,640 まで)も載ります。間隔の違うワークフローを混ぜるときは、1 本ずつの月の実行数を足して枠と比べます。

Webhook で動くワークフローは、呼ばれた回数がそのまま実行数です。チャットボットは、会話の数 × 1 会話あたりのメッセージ数で見積もる、と公式は書いています。

自分の本数と回数で計算する

この計算機は 1 か月を 30 日で数えます。n8n の欄に Business と出たときは、上の表のとおり cloud では選べないプランなので、cloud なら Pro の 50K の段(月 50,000 実行まで)か Enterprise、セルフホストなら Business と読み替えてください。

よくある組み合わせはどのプランか

自動化の本数 × 1 日の回数 1 日の起動合計 月の実行数(30〜31 日) 選ぶプラン
5 本 × 1 回 5 回 150〜155 Starter
10 本 × 3 回 30 回 900〜930 Starter
10 本 × 8 回(営業時間に毎時) 80 回 2,400〜2,480 Starter(枠の 99%)
10 本 × 24 回(毎時) 240 回 7,200〜7,440 Pro
30 本 × 10 回 300 回 9,000〜9,300 Pro(枠の 93%)
50 本 × 24 回 1,200 回 36,000〜37,200 cloud は Pro の 50K の段(枠の 74%)、セルフホストなら Business

10 本を営業時間に毎時動かす使い方が、Starter の上限ちょうどです。あと 1 本足すか、1 本を 15 分ごとに変えると Pro の領域に入ります。

同時実行の 5 と 20 はどんなときに効くか

同時実行の上限は、Webhook やトリガーで始まる本番の実行にだけかかります。手動の実行やサブワークフローは数えません。上限を超えた実行は捨てられず、キューに入って空きが出たら古い順に処理される、と公式の Docs にあります。

つまり Starter でフォーム送信が一度に 6 件来ても、6 件目は取りこぼさず待ちます。待ってよい処理なら Starter のままで足ります。問い合わせへの即時返信のように待たせたくない処理が 1 度に 6 件以上重なるなら、実行数が余っていても Pro(10K の段で 20、50K の段で 50)を選びます。

枠を超えたらどうなるか

料金ページの記載は、プランによって違います。

プラン 公式の記載
Business・Enterprise 「your workflows will continue running without interruption, but overage charges may apply if you do not upgrade to the next usage tier」(止まらずに動き続け、上の枠に上げなければ超過料金がかかることがある)
Business の超過料金 「overage prices are 4,000 EUR for extra buckets of 300,000 executions」。請求は超過の 45 日後
cloud の Starter・Pro 料金ページに、枠を超えたときの扱いの記載が無い

「止まらずに超過料金」は Business・Enterprise の話で、cloud の Starter・Pro にそのまま当てはめられません。上の表で枠の 90% を超える組み合わせは、1 つ上のプランで見積もっておくのが安全です。

実行ログの保存件数(Starter 2,500 件・Pro 25,000 件)に達したときは、古いログから消えるだけでワークフローは止まらない、と公式 FAQ にあります。

無料トライアルで実行数を測るには

cloud の無料トライアルは 14 日間で、実行は 1,000 まで、同時実行は 5、カードは要りません。管理者ロールや n8n の公開 API など一部を除き、Pro の機能が使えます。使った実行数は Insights のダッシュボードで見られます。

14 日で 1,000 実行は、1 日あたり 71 回です。1 日 72 回以上動かす予定なら、トライアルでは全部を回し切れないので、上の間隔の表で見積もってから始めます。トライアルが切れると、プランを選ばなければワークスペースは削除されます(ワークフローは終了後 90 日まで書き出せる)。

向かない人

  • 1 分ごとのポーリングを外せない人。1 本で月 43,200 実行以上になり、Pro の 10K の枠(10,000)を 1 本で超えます。Pro の 50K の段(50,000)に載るのは 1 本までで、2 本なら cloud では Enterprise になります。まとめて処理する設計に変えるか、セルフホストとの費用比較 を見てください
  • 実行ログを 30 日より長く見返す必要がある人。Starter は 7 日、Pro は 30 日で、無期限なのは Enterprise だけです

出典

よくある質問

n8n のプランの選び方は?

全ワークフローを合わせた 1 日の起動回数で決めます。31 日の月でも収まるのは、80 回までなら Starter(月 2,500 実行)、322 回までなら Pro(月 10,000 実行)です。それを超えると cloud では Pro の 50K の段(月 50,000 実行・1 日 1,612 回まで)、その上は Enterprise(個別見積もり)です。

ワークフローの本数に上限はありますか

ありません。公式の比較表でアクティブなワークフローは全プラン無制限です。本数はそれぞれの起動回数を足して月の実行数になるところで効きます。

実行はステップ数で増えますか

増えません。公式の定義でワークフロー全体の 1 回の実行が 1 実行です。

枠を超えると自動化は止まりますか

Business・Enterprise については、止まらずに動き続け、上のプランに上げなければ超過料金がかかることがある、と公式に書かれています。cloud の Starter・Pro で枠を超えたときの扱いは料金ページに書かれていません。

この記事の更新

  • 2026年9月6日初版。各社の公式料金ページを確認
  • 2026年9月6日題名を型に合わせ、実行の定義と枠超過時の扱いを公式原文で追加
  • 2026年9月6日最終レビュー 1 周目: 出典を開き直して数字と引用を照合し、内側の言い回しを削除
  • 2026年9月28日狙う検索を「n8n プラン 選び方」に変更。1 日の起動回数・起動間隔・同時実行・共有プロジェクト・ログ保持の境目からプランを決める構成に改稿。料金の全表は n8n の料金記事へのリンクにし、選ぶのに要る列だけ残した。セルフホストとの比較は比較記事へのリンクにした
  • 2026年9月28日訂正: 50 本 × 24 回の行の答えを「Business 667 EUR」から「cloud は Enterprise(個別見積もり)、セルフホストなら Business」に。Business は cloud で未提供(公式 FAQ「Not yet」)
  • 2026年9月28日訂正: 「枠を超えても止まらず超過料金」は公式が Business・Enterprise について書いたもので、cloud の Starter・Pro の扱いは料金ページに記載が無い、に改めた(本文と FAQ)
  • 2026年9月28日訂正: 毎分ポーリングの実行数を「10 本で月 43,200」から「1 本で月 43,200〜44,640」に。同時実行の上限を超えた実行はキューで待つ(公式 Docs)を追加
  • 2026年10月3日鮮度確認: 公式ページを開き直して一致を確認(Starter 20・Pro 50 EUR(年払いの月額)、月 2,500・10,000 実行、Business はセルフホスト専用、同時実行 5・20・200 以上、トライアル 14 日・1,000 実行・同時実行 5)
  • 2026年10月3日訂正: 料金ページで Pro に月 50,000 実行の段(同時実行 50)が示されていたので、「1 日 323 回以上は cloud では Enterprise」を「1,612 回までは Pro の 50K の段、それを超えると Enterprise」に改め、50 本 × 24 回の行・1 分ごとのポーリング・計算機の読み替えを直した。50K の段の額は料金ページの記載(月払い 145 EUR・年払い 1,450 EUR)で載せた。同時実行の Docs の URL を移転先に更新

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